サッカーを新しい信仰として選ぶ人のために
「サッカースタジアムは、巨大な建造物の中で裏表が逆になっている数少ない建物のひとつである。楕円形の競技場は世界を排除し、その神秘を秘伝を授けられた者たちにしか明かさない。テレビでさえ、それを犯すことはできない。とらえ始めることさえできない」
サッカーサポーターとは何者なのか?
ゴール裏のクルヴァスッドで、アウェイの駅で、遠征のバスの中で、サッカーは歪んだ現代の宗教として輝き続けていく。その様を、まさにサポーターのど真ん中でレポートするノンフィクションであり、その神話体験を愛すべき「ブリガーデ・ジャロ・ブルー(黄青旅団)」とともにイタリア中を駆け巡るひとつの旅行記である。
サッカー「ファン」は、この本をきっと理解できないだろう。うわべに出てくるレイシズムや下卑たエピソードを、無理やりにサポーターという人種にひっかけて語るぐらいしかできやしない。だから、この本は、サッカーを単なる美学的な体験として受け取ることができないで、日本中を旅して歩く本当の「サポーター」にとって必読の一冊。
著者は、イタリア在住の「現在もっとも精力的な活動をする英国人作家」であるTim Parks。
教養にあふれた筆致とサッカーカルチャーの分析は、必ず新しいサッカー理解のパースペクティブをもたらし、あなたをアウェイの遠征に狩り出します。
「東京大学応援部物語」
「応援する」とは何なのか?
「応援する人間は、応援される人間より強くなければならない」 「より努力する人間こそ、人に対してがんばれ、といえる」
応援に垣根はない。例えその対象がなんであれ、その精神的かつ行動的な営みは変わらない。 本書は、東京大学の応援部のルポタージュであり、同時に応援するというのはどんな行為なのかを、それぞれの学生達の横顔とともに語られている。 彼らの活動を知れば、いかにサッカーサポーターの精神論がまだ純化されていないかを知ることになると思う。 まだまだ俺らには雑念が多いね。 若々しい青春群像に引かれるもよし、の一冊。
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◆8.11ポスター&ステッカー普及活動情報交換所
昨日、かなり煽り気味のエントリーでも紹介した、ハマトラSNSの「8.11ポスター&ステッカー普及活動」が、ものすごい勢いで活動を開始している。
昨日のSNS内のコミュ立ち上げから1日経過した現在のポスター配布/掲示状況は以下のとおり。
◇8.11ポスター掲示状況
新横浜周辺 |
13箇所 |
横浜駅周辺 |
15箇所 |
大倉山周辺 |
1箇所 |
片倉町・三ツ沢 |
9箇所 |
菊名駅周辺 |
8箇所 |
日吉周辺 |
7箇所 |
鶴見区 |
2箇所 |
都築区・青葉区 |
2箇所 |
港北区 |
5箇所 |
戸塚区 |
5箇所 |
神奈川区 |
30箇所 |
西区 |
8箇所 |
中区 |
7箇所 |
緑区 |
10箇所 |
港南区 |
1箇所 |
横須賀市 |
3箇所 |
合計 |
126箇所 |
ちなみに、この数字にはステッカーだけの配布した店舗や施設の数はカウントされていない。
ステッカーだけというところを含めると、すでに200箇所は軽く超えているはず。
これ夕方にカウントしたときには70箇所ぐらいだったんだけど、みんなそれから夜に仕事終わってから、地元まわったりしてくれて、また一挙に増えたんだよね。
つか、これ平日の1日ですよ。
。・゚・(つД`)・゚・。 スゲーよ、みんな
今日の時点では、ポスター貼りたくても、まだポスターそのものを取りに行っていない人が大半で、それからトリコロール・ワンにポスターみんなで取りに行ったもんだから、今日のMTのトリコロール・ワンは途中で全ポスターがなくなってしまったらしい。(明日6.20再入荷予定)
ちなみに、配布しまくりの一部のサポは、配布ひとりあたり上限の10枚をあっというまに配布しきってしまい、その足ですぐにトリコロール・ワンに行って、違う場所に配布するために、さらにポスターをもらおうとして、トリコロール・ワンの愛想ないし、事情をわかろうともしないし、そもそもサポーターなめているバカ女店員に、かなりつっけんどんな対応されたらしい。
つか、前々からトリコロール・ワンMTの女店員の評判悪すぎるんだよな。いろんなところから聞くけど。
反省しとけ!サポーターなめんなよ。
で、実をいうと、ポスター取りにいけない・・・という人のために、時間あるヤツがトリコロール・ワンにいって、ポスターないヤツの分までもらって、今日の三ツ沢で配布するという計画もあったんですよ。
ところが、こんなの出ました。
◇8・11日産スタジアムトリコロール宣言専用ポスター三ツ沢で配布決定!
明日6月20日のガンバ大阪戦(三ツ沢球技場)にて「8・11日産スタジアムトリコロール宣言専用ポスター」を1,500部ご用意いたします。ファンクラブブース(メインスタンド・バックスタンド)、8・11先行販売テント(バックスタンド下当日券販売ボックス付近)の3ヶ所にご用意いたしますのでご自由にお持ちください。
GJ!
けど、このペースでいったら、1,500部なんかあっという間になくなってしまうと思うんだけども。
きっと、家に飾るだけのためにもらっていくヤシとかいっぱいいると思うし。。。。
みんな、ちゃんと明日は自分で配りきれる数だけもらってくださいませ。
さて、昨日、こんなことを書いた。
アウェイの試合に来てるからって、MTで選手の出待ちしてハァハァしているからって、クチでフロントや監督や応援の能書きいくらたれていたって、ゴール裏に何人の知り合いがいたって、ネットで何を書き込んでも、飲み屋でいくら偉そうに能書きたれても、誰と仲良くなっても、それでみんなと気持ちを共有しているような気になっているからって、それは決してサポートしたことにはならないんだよね
ハマトラとか見ると、それぞれ事情があるんだからいろいろなスタイルの「サポーター」がいたっていい、テレビの前で応援している人も立派な「サポーター」だ!みたいなことを書いている人がいた。
いろんな種類のサポートがあってもいいことはオレもそう思うし、今回のポスター配布・掲示活動は横浜市内にいるヤツじゃないと難しいというのもわかる。
だから、横浜に住んでいる人が特にこれにがんばればいいと思うし、そうじゃない人は違うサポートでガンバレばいいだけだと思う。
だけど、すまないです、なんもしてない人はサポーターじゃないです。
選手やチームに喜ばせてもらっているだけの人もサポーターじゃないです。
テレビの前で応援する行為そのものはサポートじゃないです。
『ファン感謝祭』とか一年に一回やるよね。オレ、あんまり行かないけど。
あと、トレセンとかで、疲れた選手をつかまえて写真やサインねだったりする場所は、『ファン・サービス・エリア』と名づけられているよね。
ファンは喜ばせてもらうものだから、チームや選手から何かを受動的に得る人には『ファン』という名前がついている。
だけど、『サポーター』は違う。
サポートするとは、こちらから何かを能動的に選手やチームに与えるものだ。
具体的に何かを与えて、選手とチームと一緒になって戦うことができる存在が「サポーター」。
戦う行為は、別にゴール裏で跳んだり跳ねたりするだけじゃない。ネットでもサポートすることはできるだろうし、街の中でユニを着て歩くだけでも立派なサポートだ。
だけど、ただ単に選手に興奮していたり、勝敗に喜んだり悲しんだりしているだけの人は、サポートしていることにはならないですよ。
これ何回も書いているんだけど、もう一回書いてみる。
このへん、考えは一歩たりとも揺らいだことはないし、そういう哲学を共有している人が何人も何人も集まってくれているから、いろんなことが可能になる。
もちろん、サポートせざる横浜F.マリノス・ファンも仲間だと思っているし、大事にしていきたいと思っているのはつけくわえておきたい。
けれど、横浜はそこを超えて、みんなが何かをやりださないといつまでたっても変わらないだろうとも同時に強く思う。
・・・と、最後に一煽りして、途中経過報告を終えるオレw
すみません、けどみんな何かできると思うんだよな、文句言っているだけじゃなくて。
明日は三ツ沢ガンバ戦。
このゲーフラのヤツはいないんだっけ、明日は?